同調圧力に負けない 『メンタルコントロール』
この記事では、「同調圧力」を中心にどうやったらそれを乗り越えることができるのかについて書かれております。
- 同調圧力を最近感じてしまい、自分の意見が出せなかった
- 負けないようしたいが、どうすればよいのかわからない
- この圧力に勝つことで開かれる可能性が知りたい
などを思っている方に読んでいただきたい記事となっております。
そもそも同調圧力とは?
人が意見するときなどに、大多数の意見のほうに自然と流されたりするのは、この同調圧力と呼ばれる圧のせいです。
感じたことのある方は、多数決によって方針を決めたりする時などに、個人個人の心の中に顕著に表れているはずです。
今回は、「同調圧力」に関してグループなどでの発言のハードルなどを観点に、その対策とスタンスの持ち方に関して書いていきたいと思います!
同調圧力は小学校からの教育に影響されている!?
少し思い出して欲しいのですが、小学校に行っていた時期は皆がなんとなく先生の指示に従っておけばよかったし、小学生ということもあってあまり自主的に何かをしたり発案したりするなどのことはなかったでしょう。
しかし、中学生になった時のことを思い出してみてください。
急に部活に入れとかなんらかのスポーツをしておけとか周りの大人から言われませんでしたか?
これに反対して部活に入らない、行かないなんかするとあまり周りから良い目で見られないですよね、別に悪いことをしている訳でもないのに・・・
これが教育時代から深く日本に同調圧力が根付いている証拠だと思います。
他にも、学校の授業などでは大多数の学力に合わせるので秀でて出来る子や、出来ない子なんかは珍しがられます。
そんなやり方で進めていったら少数派=よくないという信念がついてしまうのも無理ありません。
なぜ”同調圧力”に流されてはいけないのか?
同調圧力に負けて(流されて)人に流されているということは、言い換えると自分の意見を切って人の意見に票を入れるのと同じです。
自分の意見を言うことそのものにも自分の存在主張であったりと価値はありますが、単純に少数派の意見が淘汰されてしまい、他にもいい案が個人の中に眠っているのに、なくなってしまうなんていう勿体ないことになります。
自分の中だけに「意見」があってもグループでの行動なんかだと全く意味ないですからね、共有して初めてみんなの「1意見」になります。
実際、初めに言った意見に賛成意が半数ほどいたらその時点でほぼ他の意見は出なくなりそのあと結局その最初の方にでた案で決まったなんてことがあるのではないでしょうか?
自分もあまり主張することは苦手な方なので、「同調圧力」というか、自分の意見を周りに出すことを恐れてしまい発信しないでいました。
でもそれだと自分いてもいなくても変わらない感じになり、なんかもったいないですよね・・・(時間とか、エネルギーとか、、、)
では、どうしたらこの同調圧力に耐えて人に流されるのを回避出来るでしょうか。
”同調圧力”を上手く回避する方法
人は心の中で何度も様々なストーリーを描くらしいのですが、これは人間がストレスから回避するための重要な手段だそうです。
自分の中に太い芯があれば、それを信じて行動すれば自ずと自分が出せるでしょう。
しかし、そんな芯をみんながみんな持っているわけではありません。
そんな時にこそ、先に述べたストーリーを使うのです。
例えば、周りは〜なことを言っているが、自分は〜だと思う。としっかり心の中にストーリーがあれば、少しは発言のハードルが下がるはずです。
圧力(Pressure)に負けないのではなく、周りを敵だと思わなければ良いのです。
発言したり、皆とは異なる考え方を持っているが「私はこう!」というスタンスでいけばよいと思います。
こういってように、メンタルコントロールを自分の中で行うことで、自分の意見を周りに流されることなく整理することができるし、外に出すことによってその組織も発展します。
また、自分の本来の力も出し切れるので自己評価と周りからの評価の著しい食い違いなどはなくなるでしょう。
メンタルコントロールと自分なりのスタンスを作ってみることでかなり変わるのではないでしょうか?