見落としがちな様々な『環境』の作用
「環境」と1単語で言い表しても、どの意味は場所や、時間の指定などによって意味が多様に変わりますが、ここ社会における様々な環境の影響力についてまとめました。
人間なら誰しも、少なくともいくつかのコミュニティに属していると思います。
それは、学校、会社、家族、趣味で繋がった人々、友人などがあるかもしれません。
アリなどが、ルールを群れの中で作りそれにしたがって働いているのと同様に人間も社会全体の効率をあげたり、発展性を高めるために協力してきました。
その過程で出来たのが様々な「コミュニティ」です。
ここで、少しあなたの周りを取り巻いている環境について少し思い起こしてみてください。
どんなコミュニティがあったでしょうか。
そのコミュニティはあなたにどのような効果をもたらしているでしょうか。
そんな環境の及ぼす影響を明らかにし、メリット・デメリットをまとめて行きたいと思います。
今いる自分の居場所から考える
例えば、あなたは現在、友人などの一緒にいて楽な人たちとのコミュニティを持っていたとします。普通、そこにいれば楽ですから、そういったコミュニティから抜けるということは少しも湧かないでしょう。
ただし、この特定のコミュニティに依存してしまうのは大変危険かもしれません。
なぜなら、そのコミュニティはおそらく気の合う人たちとの集まりあり、自分の知らない世界、価値観などを知ることができ、新しい発想をうむような環境ではないからです。
もちろん、友人はとても大事ですし、関係を維持する事は悪いことではありません。
ただし、そこに完全に依存してしまい、新しいものへの探求を忘れてしまったりしていては人生の多様性に限界がきてしまうでしょう。
一度、今ある環境から殻を破り捨て、知らない新しい世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか?
その新しい場所がよかったら、自分で選んでまたそこに席を置けば良いのです。
その別の環境を知らなければコミュニティを選ぶことすらできません。
たくさんの多様な人との関わりを持つ事は、人生を豊かにしてくれるはずです。
環境の莫大な影響力
自分の評価、他人の評価というものは常に相対的に見て〜ということでしょう。
具体例をあげると、とあるグループがあって、そのグループは大学生の互いに友人関係である6人集団だったとします。
そのグループでは、4人(A,B,C,D君)はいつも授業中は寝ていて試験前に詰め込み学習をしていて、2人(E,F君)は真面目に聞いていて成績もよかったとします。
このグループにおいてE君とF君はこのグループ内で頭が良いという評価をもらいます。
しかし、実はこの6人グループは学校内では成績が下の方に位置していたとします。
その場合、このE君とF君は学内ではあまり頭が良いという評価はされないでしょう。
これが、とあるグループにおける相対評価の罠です。
井の中の蛙が生まれてしまうのも、こういった評価があるからです。
そして、一番問題なのはこの井の中の蛙状態になってしまうと所属組織を変えない限り脱出不可能なところです。
自分が他の環境に首を突っ込んでやっと初めて気づける事です。
そうしないと、現状のポジションに満足してしまい成長が望めません。これでは周りもつられて発展しませんし、自分自身においても成長できないでしょう。
まとめ
周りの環境は個人にとってメリットにもデメリットにもなり得るということです。
向上心の高い環境に身を置けば、お互い高め合える良い関係が築けるでしょう。
また、定期的に今いる場所を客観的に見れると良いでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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