スティーブ・ジョブズが行った騙しのテクニック 〜ガラパゴス携帯からスマホになるまでの物語〜
おはようございます、大学一年生ブロガーのアリズミ(@Arizumi_pv)です。
現在、2018年9月15日ですが、6日後に新iPhone「iPhone XS」の発売を控えております。
そこで!
について、Apple社とiPhoneの歴史を見ながら考えていきたいと思います!!
1. Apple社の歴史
Apple社は元々、1977年に設立された会社であり元の社名は「Apple Computer , Inc」であった。しかし、2007年に主力事業の変更もあって現在の「Apple Inc」に改称した。
そう、初めの方ではコンピュータを専門に作っていたのであるが、初代Mac(Macintoshシリーズ)は下のようなモデルである。
今のiMacとは似ても似つかない製品であることは確かだが、無理もない。
この製品が発売されたのは、1984年のことである。
しかし、この製品の特徴は、現在のiMacに通ずる部分がしっかりとある。
マウスとキーボード以外のパーツを全て内蔵しているという特徴だ。それに、当時の感覚からすると、この製品は大変コンパクトにまとめられているという印象を受けた。
一般ユーザー向けのパソコンとして、初めて本格的なGUIを全面的に採用した製品としても知られる。
でも、この製品は思うように売り上げが伸びずに、過剰在庫に・・・
事業失敗の責任をジョブズは問われ、結果Apple社から追い出されます。
その後、1997年にジョブズはもう一度Appleに復帰し、Microsoft社などと連携をとりApple社を黒字化していきます。
2001年にiPodを発売、2004年にiPod miniを発売。
このiPod miniは飛んだ大ヒットします!
その後、2007年に今も愛されるシリーズの初代「iPhone」が発売されます。
2010年には営業利益が1兆円を突破し、今も続くApple社になっていった訳ですね。
2. スティーブ・ジョブズのテクニック
iPhoneの大まかな歴史を振り返ったところで、本題であるジョブズのテクニックについて述べていきたいと思います!
歴史を振り返ってみるとわかる通り、Apple社は携帯の開発をしているのではなく、明らかに「PC」の開発をしているんですね。
元々、2007年にiPhoneが発売されるまで、民衆の間でいう携帯電話とは以下の写真のようなモデルを指す言葉でした。
それが、今では「ガラパゴス携帯」と言われ、日本独自の文化になっています。
日本の携帯電話では当たり前の機能なのに、海外の携帯電話に無い機能はたくさんある為、このような名称が付けられた。例えば「ワンセグ」や「お財布ケータイ」などもその一つ。また、普段当たり前のように使っている「絵文字」なども、日本独特のものである。
この劇的な携帯電話文化の変化は一体なぜ起こったのでしょうか??
など理由はたくさんあります。
が、しかしそれだけではここまでの急激な普及は起こらなかったと思います。
では、なぜここまで爆発的な普及を実現したのでしょうか。
その答えを解き明かしていきます。
まず、スティーブ・ジョブズはこのiPhoneを「携帯電話」として売り出しました。
ん・・・? 当たり前なことじゃないの???
と感じたでしょうか。
そのように思ったのならば、すでにテクニックにハマってしまっています。
答えはと言いますと、小型のコンピュータを「携帯電話」という肩書きで売り出したんですね。
もし、「小型のコンピュータをApple社から新発売します!」
と言っても民衆全員が傾くほどの注目は集まらなかったでしょう。
携帯電話というみんなが興味・関心があり、日本独自の文化ができるほどの関心度の高いものに新しい形・機能のついたiPhoneが発売される!
となったからここまでの爆発的な普及が実現したのだと思います。
もちろん、セールスの方法だけではないとは思いますがかなりiPhoneの普及に貢献していると言えるのは確かなことです。
現在、他のスマートフォンもシェアを日本国内で伸ばしていますが、日本国内ではまだまだiPhoneが強いでしょう。
これからどうなっていくのか、どう発展していくのか・・・ 楽しみです。